【申請例】マリオットのナイトリーアップグレードアワード|72㎡のジャパニーズスイートも候補に

アップグレードしてもらった部屋のリビングの写真に「ナイトリーアップグレードアワード 申請例|シェラトン・グランデ・トーキョーベイ」の文字

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最終更新:2026年10月 ※制度の内容と料金はマリオット公式サイト(記事末尾に出典一覧)をもとに記載しています。料金は日付や人数で変わるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

マリオットボンヴォイで、その年の宿泊実績が50泊に届くと選べる特典に「ナイトリーアップグレードアワード」があります。予約を入れたあと、スイートなど上の客室へのアップグレードを自分から申請できる仕組みです。

筆者はマリオットボンヴォイのプラチナエリートで、手元に残っていたアワードを、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの予約に申請しました。開いた申請画面のいちばん上にはスイートが2つ並び、候補は全部で15タイプ。その中には72㎡のジャパニーズスイートも入っていました。

この記事では、申請までの画面と候補に並んだ客室、それに12月の平日に有料で泊まった場合の料金を並べて、どんな部屋に申請できるのかを紹介します。申請の結果はまだ出ていません。

この記事でわかること
  • ナイトリーアップグレードアワードは、宿泊実績が年50泊と75泊に届いたときに選べる年間チョイス特典の一つ。予約のあとに申請し、空きがあれば到着前に確定する
  • カードの決済条件でプラチナエリートになっても、このアワードは選べない。必要なのは宿泊実績の50泊
  • シェラトン・グランデ・トーキョーベイの予約では、15タイプの客室が候補に並んだ。スイートは2タイプ
  • 12月の平日の公式料金で比べると、申請したスイートはスタンダードの客室より1泊約3万〜8万円高い
  • 使えないブランドやホテルがあり、泊数と同じ数のアワードがないと申請できない
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの看板
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル

ナイトリーアップグレードアワードとは

マリオットボンヴォイの公式FAQによると、ナイトリーアップグレードアワードは、1年間の宿泊実績が50泊に届いた会員が選べる5種類の特典の一つです。1泊ぶんのアップグレードを到着前に確定できるのが特徴で、対象はスタンダードスイートや一部のプレミアムルーム。2023年までは「スイートナイトアワード」という名前でした。

プラチナエリートがチェックインのときに受けるアップグレードとは別の仕組みで、こちらは自分で候補の客室を選んで申請します。

決済でプラチナになっても、このアワードは選べません

ナイトリーアップグレードアワードを選べるのは、その年の宿泊実績(エリートナイトクレジット)が50泊に届いた会員です。会員資格がプラチナエリートかどうかでは決まりません。

マリオットアメックスプレミアムは、年間の決済額の条件を満たすとプラチナエリートになれます。ただ、この方法でプラチナになっても、宿泊実績が50泊に届いていなければ、年間チョイス特典は選べません。「プラチナになればアワードももらえる」と思われがちですが、条件は宿泊実績の50泊です。

カードで毎年付く宿泊実績は、この50泊に数えられます。

もらい方宿泊実績が年50泊と75泊に届いたとき、年間チョイス特典で選ぶとそれぞれ5泊分。期日までに選ばなかった場合も5泊分が付く。決済額の条件で得たプラチナエリートでは選べない
対象宿泊費を払う予約と、ポイントで取った予約
使う数泊数と同じ数。連泊の一部の泊だけには使えない
締め切り到着前日の午後2時(ホテルの現地時間)
確認開始到着5日前から。エディション、ザ・リッツ・カールトン、セントレジスは3日前から
未確定アワードは会員アカウントに戻る
有効期限延長できない

申請の流れ(実際の画面)

marriott.comで申請したときの画面です。アプリでも同じ流れで申請できます。

STEP.1
普段どおり予約する

有料の予約でも、ポイントで取った予約でもかまいません。アワードの申請は、予約が確定したあとにします。

STEP.2
マイトリップを開く

marriott.comの「マイトリップ」(アプリでは「トリップ」)を開くと、使えるアワードの数が表示されます。このときは2泊分でした。

マイトリップに表示された、使えるナイトリーアップグレードアワードの数
マイトリップに使えるアワードの数が出る(画像:マリオット公式サイトより)
STEP.3
予約の「表示/変更」から申請画面へ

申請したい予約の「表示/変更」を押すと、アップグレード先の候補が一覧で出てきます。

STEP.4
候補の客室にチェックを入れる

客室ごとに「アップグレードをリクエスト」のチェック欄があり、いくつでも選べます。画面には、多く選ぶほどアップグレードできる確率が上がること、アップグレードすると予約で選んだ客室の条件は保証されなくなることが書かれていました。

申請画面のいちばん上に並んだスイート2タイプ。どちらにもチェックが入っている
候補のいちばん上はスイート(画像:マリオット公式サイトより)
STEP.5
「アップグレードリクエスト」を押す

押すと、予約に「リクエストは保留中」と表示されます。確定する前なら、リクエストの内容を変えたり取り消したりできます。

申請画面の下にあるアップグレードリクエストのボタンと、リクエストの取り消しの案内
チェックを入れたら「アップグレードリクエスト」を押す(画像:マリオット公式サイトより)
予約に表示された、ナイトリーアップグレードアワードのリクエストが保留中という案内
申請後は予約に「保留中」と出る(画像:マリオット公式サイトより)
STEP.6
結果を待つ

到着5日前から空室の確認が始まり、進み具合はメールで届きます。前日の午後2時ごろまでに確定しなければ、アワードはアカウントに戻ります。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイで申請できた客室

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルの一つです。公式サイトでは、全客室が36㎡以上でバルコニー付きと案内されています。

予約したのは「スタンダード(ベッド3台・2ダブル+1シングル・バルコニー)」の客室です。申請画面には15タイプの客室が並びました。

申請画面の客室名は「客室, 2ダブル, バルコニー」のような書き方で、料金一覧の名前とは違います。下の表は、写真が同じ客室を料金一覧から探して名前をそろえたものです。料金は12月の平日1泊・1名1室の会員料金(税・サービス料込み)です。

申請した5タイプ

料金一覧の客室名申請画面での表示12月平日の料金
ジャパニーズスイートルーム(クラブラウンジアクセス)クラブラウンジアクセス, スイート135,850円
シェラトンクラブスイート(クラブラウンジアクセス・高層階)クラブラウンジアクセス, スイート, 高層階87,400円
ファミリープレミアムルーム(ベッド5台・バルコニー)ファミリールーム, バルコニー87,400円
トレジャーズ(ベッド4〜6台・ディズニーまたはベイビュー)客室, ディズニーまたはベイビュー85,500円
グランデ(ベッド4台・高層階・バルコニー)客室, 2ダブル2シングル, 高層階, バルコニー63,650円

トレジャーズ(ベッド4〜6台)は、公式写真に2段ベッドが写っている客室です。

申請画面のファミリールームと、2段ベッドのある客室。どちらにもチェックが入っている
ファミリールームとトレジャーズにもチェック(画像:マリオット公式サイトより)
申請画面の高層階・バルコニー付きの4ベッドの客室
高層階の4ベッドの客室(画像:マリオット公式サイトより)
料金一覧の客室名申請画面での表示12月平日の料金
トレジャーズ(ベッド3台・バルコニー)客室, 2ダブル1シングル, バルコニー67,450円
パークウイング(ベッド4台)客室, 4シングル, パークウイング64,600円
トレジャーズ(ベッド2台・ディズニーまたはベイビュー)客室, 2ダブル, ディズニーまたはベイビュー63,650円
パークウイング(ベッド3台)客室, 3シングル, パークウイング62,700円
オーシャンドリーム(ベッド4台・バルコニー)客室, 2ダブル2シングル, バルコニー62,700円
パークウイング(ベッド2台)客室, 2ダブル, パークウイング59,850円
グランデ(ベッド2台・ディズニーまたはベイビュー)客室, 2ダブル, ディズニーまたはベイビュー57,950円
オーシャンドリーム(ベッド2台・バルコニー)客室, 2ダブル, バルコニー57,000円
12月の料金一覧になし客室, 2ダブル1シングル, 高層階, バルコニー-
12月の料金一覧になし客室, 2ダブル1シングル, バルコニー-

料金一覧にあっても、申請画面に出てこなかった客室もあります。スイートではないシェラトンクラブの客室、エグゼクティブスイート、愛犬と泊まるドッグフレンドリーの客室です。どの客室を候補に入れるかはホテルが決めていて、画面に理由は書かれていません。

ジャパニーズスイート(72㎡)の中身

申請画面のいちばん上にあったのが、このジャパニーズスイートです。「客室の詳細」を押すと、公式の客室情報が開きます。72㎡で最大6名。ベッドは2ダブルか4シングルのフトンベッドで、浴室は浴槽とシャワーが別、檜風呂と書かれています。

申請画面では「クラブラウンジアクセス, スイート」としか表示されず、名前だけでは和室の部屋だと分かりません。以前は「和室スイート」という名前で表示されていた部屋で、筆者も写真を見比べるまで気づきませんでした。申請するときは、写真と「客室の詳細」まで開いて確かめてください。

ジャパニーズスイートの客室詳細。72㎡、最大6名、フトンベッドなどの記載
「客室の詳細」で見られるジャパニーズスイートの情報(画像:マリオット公式サイトより)
広さ72㎡
定員最大6名
ベッド2ダブルまたは4シングルのフトンベッド
浴室浴槽とシャワーが別、檜風呂
特典クラブラウンジアクセス(朝食、日中の軽食、オードブル、カクテルなど)。ラウンジは6:30〜22:00と記載

クラブラウンジはこの客室に付いている特典で、プラチナエリートの特典とは別です。

以前アップグレードしてもらった部屋

以前このホテルに泊まったとき、アップグレードしてもらった部屋です。下の2枚は、そのとき撮った写真です。

アップグレードしてもらった部屋のリビング。ダイニングテーブルとソファ
以前アップグレードしてもらった部屋のリビング(2022年3月)

リビングと寝室が分かれた造りで、リビングには4人掛けのダイニングテーブルとソファ、カウンターにはコーヒーマシンがありました。

アップグレードしてもらった部屋の寝室。ベッドが2台
同じ部屋の寝室
申請の結果は約束されていません

マリオットの案内では、到着5日前から空室を確認し、空きがあれば確定、なければアワードはアカウントに戻ります。

以前このホテルでは、アップグレードしてもらった部屋に泊まれたことがあります。今回の申請は結果待ちです。

結果は保証されません。もとの予約の客室と料金を前提に、予算を組んでおくと安心です。

有料で泊まるといくら? 12月の平日で比べた

同じホテルの料金を、12月の平日1泊・1名1室で調べました。予約したのと同じスタンダードのベッド3台(56,050円)と比べています。

申請した客室1泊の料金スタンダードとの差
グランデ(ベッド4台・高層階)63,650円+7,600円
トレジャーズ(ベッド4〜6台)85,500円+29,450円
ファミリープレミアムルーム87,400円+31,350円
シェラトンクラブスイート87,400円+31,350円
ジャパニーズスイートルーム135,850円+79,800円

申請したスイート2タイプでは、差は1泊あたり約3万〜8万円です。空きが出て確定すれば、この差額を払わずに上の部屋に泊まれます。

マリオット公式サイトで、12月の平日(火曜)1泊・1名1室を検索したときの会員料金フレキシブル(税・サービス料込み)です。2026年10月に確認しました。差額は、各客室の料金から56,050円を引いています。人数を増やすと料金は変わります。

スタンダード ベッド3台の会員料金の画面
スタンダード(ベッド3台)の料金(画像:マリオット公式サイトより)
ジャパニーズスイートルームの会員料金の画面
ジャパニーズスイートの料金(画像:マリオット公式サイトより)

使えないホテルと、泊数の決まり

申請する前に知っておきたいこと

アワードを使えないブランドがあります。公式FAQでは、リッツ・カールトン・リザーブ、参加しているデザインホテルズ、マリオット・エグゼクティブ・アパートメント、マリオット・バケーション・クラブ、オールインクルーシブのリゾートなどが挙がっています。

ブランドとしては対象でも、ホテル単位で参加していないことがあります。公式FAQにも、すべてのホテルが参加しているわけではないと書かれています。国内では、東京マリオットホテルで使えないことを筆者が確かめています。

泊数と同じ数のアワードが必要です。5泊の予約に対して手元のアワードが2泊分しかなかったときは、その予約に申請の欄そのものが出ませんでした。

確定したあとにアワードを戻すには、予約ごとキャンセルする必要があります。到着前日の午後2時を過ぎてキャンセルすると、使ったアワードは無効になります。

有効期限は延長できません。公式FAQでは、候補を複数選ぶこと、繁忙期を避けること、予約したらすぐ申請することを勧めています。

50泊の数え方とカードの関係

このアワードの条件は、その年の宿泊実績が50泊に届くことです。

マリオットアメックスプレミアムには、年間の決済額の条件を満たすとプラチナエリートになれる特典があります。ただし、決済で得たプラチナでは、ナイトリーアップグレードアワードを含む年間チョイス特典は選べません。

一方で、カードで毎年付く宿泊実績は50泊に数えられるので、実際に泊まる泊数を減らせます。

まとめ

ナイトリーアップグレードアワードを使うと、泊まる前にスイートなどへのアップグレードを申請できます。シェラトン・グランデ・トーキョーベイの予約では15タイプが候補に並び、申請したスイート2タイプは、12月の平日料金で比べるとスタンダードの客室より1泊約3万〜8万円高い部屋でした。

選べるのは宿泊実績が年50泊に届いた会員で、カードの決済でプラチナエリートになった場合は対象外です。確定するかどうかは空室次第です。まずは手元のアワードの数と、次の予約の泊数を見比べてみてください。

カードやホテル選びの疑問は、コメント欄・XのDMでお気軽にどうぞ。

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出典

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