【2026年9月30日発表に対応】JAL上級会員の仕組み|JGCプレミアはJMBプレミアへ。FOP・LSP・JGCの違い

JALの上級会員の仕組みを解説した記事のアイキャッチ。JGCは対象のカードを持っている間は資格が続き、サファイアは毎年FOPで取り直す

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最終更新:2026年10月(2026年9月30日にJALが発表した上級会員制度の変更を反映) ※条件・特典はJAL公式サイト(記事末尾に出典一覧)をもとに記載しています。

2026年9月30日発表の変更に対応しました

JALが2026年9月30日に発表した、FLY ON プログラムのステイタス基準とサービス内容の変更を反映しました。2027年1月の搭乗分から、JGCプレミアは「JMBプレミア」に変わり、JGCに入らなくても搭乗実績だけで取れるようになります。詳しくは「【2026年9月30日発表】JGCプレミアは2027年からJMBプレミアに」の章で解説しています。

この記事でわかること
  • JALのポイントはマイル・FOP・LSPの3種類。特典航空券などに交換できるのはマイルだけで、FOPとLSPは上級会員の判定にしか使わない
  • FOPは1〜12月で集計し、年が明けるとゼロから数え直し。50,000FOPでサファイア(JGC会員はJGCサファイア)
  • 2027年1月の搭乗分から、JGCプレミアはJMBプレミアに変わり、JGCに入らなくても搭乗実績だけで取れるようになる(2026年9月30日発表)
  • LSPは生涯たまり続け、1,500に届くとJALグローバルクラブ(JGC)に入会できる。入会には対象のJALカード(CLUB-A以上)も必要
  • JGC会員は、JGCカードを持っている限り毎年の搭乗実績に関係なく資格が更新される。ワンワールドではサファイア扱いだが、JALのサファイア(JMBサファイア・JGCサファイア)とはマイルUPボーナスなどに差がある

筆者はJALグローバルクラブ(JGC)の会員で、JGCカードを保有しています。JALの上級会員制度は2024年1月に大きく変わり、ネットで調べると2023年以前の「JGC修行」の情報もまだ多く出てきます。この記事では、JAL公式サイトの記載をもとに、今の制度で何を貯めると何が手に入るのかを順番に整理します。

マイル・FOP・LSPは、使いみちも期限も別のポイント

JALマイレージバンク(JMB)の口座には、3種類のポイントが別々に貯まります。どれも飛行機に乗ると増えるので混同されやすいのですが、交換に使えるのはマイルだけです。FOPとLSPは、上級会員になれるかどうかを判定するための数字です。

項目マイルFLY ON ポイント(FOP)Life Status ポイント(LSP)
何に使うか特典航空券などへの交換1年ごとの上級会員(FLY ON ステイタス)の判定JGCの入会資格とStar グレードの判定
搭乗で貯まる量区間マイル×運賃ごとの積算率フライトマイル×換算率+搭乗ボーナス国内線は1搭乗5LSP、国際線は1,000区間マイルごとに5LSP
搭乗以外JALカード、提携店など原則なし(マリオットとの連携は後述)JALカード、JAL Payなど
リセットなし毎年1月にゼロからなし
有効期限原則36か月1〜12月の1年で集計JMBを退会しない限りなし

出典:JAL公式「FLY ON プログラムとは」「Life Status ポイント(LSP)をためる」(2026年9月確認)

FOPで決まる、1年ごとの上級会員(FLY ON プログラム)

FLY ON プログラムは、その年の1月から12月に乗った実績で上級会員のランクを決める仕組みです。基準は、FOPの合計か、搭乗回数とFOPの組み合わせのどちらかで満たします。

ステイタス
(ワンワールド)
達成条件(1〜12月・どちらか一方)
JMB/JGC
クリスタル
(ルビー)
30,000FOP
(うちJALグループ便15,000)
または30回(うちJALグループ便15回)
かつ10,000FOP
JMB/JGC
サファイア
(サファイア)
50,000FOP
(うちJALグループ便25,000)
または50回(うちJALグループ便25回)
かつ15,000FOP
JGCプレミア
→JMBプレミア
(エメラルド)
80,000FOP
(うちJALグループ便40,000)
または80回(うちJALグループ便40回)
かつ25,000FOP
JMB/JGC
ダイヤモンド
(エメラルド)
100,000FOP
(うちJALグループ便50,000)
または120回(うちJALグループ便60回)
かつ35,000FOP

出典:JAL公式「サービスステイタス基準一覧」「FLY ON プログラム サービスステイタス」(2026年9月確認)

同じ基準を達成しても、JGC会員でない人は「JMBサファイア」、JGC会員は「JGCサファイア」のように名前が変わります。クリスタルとダイヤモンドも同じです。JGCプレミアは2026年の搭乗実績まではJGC会員だけが対象ですが、2027年1月の搭乗分からは名前がJMBプレミアに変わり、JGCに入っていなくても同じ基準で取れるようになります(後述)。

JAL FLY ON プログラムのステイタス達成基準。JMBクリスタル30,000FOP、JMBサファイア50,000FOP、JGCプレミア80,000FOP、JMBダイヤモンド100,000FOP、ダイヤモンドメタル特典150,000FOPと、搭乗回数による基準
FLY ON プログラムのステイタス達成基準(2026年9月時点の表示。画像:JAL公式サイトより)

JMBダイヤモンドの中でも、JALグループ便で150,000FOP以上(またはJALグループ便180回以上かつJALグループ便50,000FOP以上)乗った会員には「ダイヤモンドメタル特典」が別に用意されています。

FOPは「フライトマイル×換算率+搭乗ボーナス」

FOPは、乗った便のフライトマイルをもとに自動で計算されます。フライトマイルは区間マイルに運賃ごとの積算率を掛けたもので、そこに路線ごとの換算率を掛け、JALグループ便なら運賃に応じた搭乗ボーナスを足します。国内線は換算率が2倍なので、同じ距離を飛んでも国際線よりFOPが多く付きます。

FLY ON ポイントの計算式。FLY ON ポイント=フライトマイル×FLY ON ポイント換算率+搭乗ボーナスFLY ON ポイント
FLY ON ポイントの計算式(画像:JAL公式サイトより)
路線換算率
日本国内線2倍
JAL便の日本発着
アジア・オセアニア線、
ウラジオストク線
1.5倍
上記以外の国際線1倍
国内線の運賃搭乗ボーナス(FOP)
フレックス、JALカード割引、
ビジネスフレックス、株主割引など
400
セイバー、スペシャルセイバー、
往復セイバー
200
プロモーション、スカイメイト、
特典航空券、パッケージツアーなど
なし
JAL国際線搭乗ボーナス(FOP)
対象の予約クラス400
パッケージツアー、団体、
特典航空券など
なし

キャンペーンのボーナスマイルやショッピングマイル、ホテルマイルはFOPの対象外です。

出典:JAL公式「FLY ON プログラムとは」(2026年9月確認)

待遇が続くのは「達成した年の翌々年3月末」まで

基準を達成すると、JALアプリなどにステイタスが反映された時点から、達成した年の翌々年3月末までサービスを受けられます。2026年中にサファイアを達成すれば、2028年3月末までサファイアの待遇です。その先も続けたければ、翌年の1〜12月にもう一度同じ基準を満たす必要があります。

マリオットボンヴォイの会員資格でもFOPがもらえる

2026年7月14日から、JALマイレージバンクとマリオットボンヴォイのステイタスマッチが始まっています。2つのアカウントを連携すると、マリオット側の会員資格に応じて、毎年(1〜12月)FOPが付与されます。

マリオットボンヴォイの会員資格毎年付与されるFOP
一般会員2,000FOP
シルバーエリート5,000FOP
ゴールドエリート10,000FOP
プラチナエリート20,000FOP
チタンエリート30,000FOP
アンバサダーエリート40,000FOP

出典:JAL公式「JALマイレージバンク&Marriott Bonvoy ステイタスマッチ」(2026年9月確認)

チタンエリート以上は、この付与でJMBクリスタル以上のステイタスを獲得できると公式ページに書かれています。公式ページで案内されているのはFOPの付与で、LSPについての記載はありません。連携は一度行うと変更・解除ができない点にも注意してください。

【2026年9月30日発表】JGCプレミアは2027年からJMBプレミアに

JALは2026年9月30日、FLY ON プログラムのステイタス基準とサービス内容の一部変更を発表しました。大きく変わるのは、上から2番目のステイタス「JGCプレミア」です。これまではJGCに入会していることが条件でしたが、2027年1月の搭乗分からは名前が「JMBプレミア」に変わり、JGCに入っていなくても搭乗実績だけで取れるようになります。

JAL公式のお知らせ「JGCプレミアの達成条件変更について」。JGCへの入会条件を撤廃して搭乗実績のみで達成できるようにし、2027年1月1日の搭乗分から適用、名称をJMBプレミアに変更
JGCプレミアの達成条件の変更(画像:JAL公式サイトより)

2027年1月の搭乗分から、2028年度のステイタスに適用

達成条件の変更は、2027年1月1日の搭乗分から適用されます。2027年1〜12月の搭乗実績で決まる2028年度のステイタス(サービスは2029年3月末まで)からJMBプレミアになり、特典の変更もこの2028年度のステイタスから適用されます。2026年の搭乗実績で達成した場合は、これまでどおりJGCプレミアで、サービスの内容も変わりません。達成基準の数字は変わらず、80,000FOP(うちJALグループ便40,000)以上、または80回(うちJALグループ便40回)以上かつ25,000FOP以上です。

ダイヤモンド・プレミア・ダイヤモンドメタルの特典も変わる

同じ発表で、上位のステイタスの特典も見直されました。主な変更は次のとおりです。

ステイタス主な変更(2028年度ステイタスから)
JMBプレミア
(旧JGCプレミア)
JGCへの入会が不要に
ボーナス10,000マイルを新設
サービスセレクションの対象外に
マイル有効期限の廃止の対象外に
JMBダイヤモンドボーナス20,000マイルを新設
ダイヤモンド
メタル特典
ボーナス30,000マイルは継続
サービスセレクションに、
JMBダイヤモンドより上位の限定コースを新設
空港での空席待ちに「最優先」を新設
国際線の航空券取扱手数料の無料は終了

JMBプレミアは「マイル有効期限の廃止」の対象外になりますが、変更後もStar グレードやJALカードに応じた有効期限は使えます。JGC Four Star以上(3,000LSP以上)なら無期限、JGC Three StarとJMB elite・JMB elite plus、JAL CLUB EST会員は5年、一般のJMB会員は3年です。

JAL公式のお知らせ「ダイヤモンドメタル特典・JMBダイヤモンド・JMBプレミアの特典内容の変更について」。2028年度ステイタスから、マイル有効期限の廃止、サービスセレクション、ボーナスマイル、空港空席待ちの扱いを変更
ダイヤモンドメタル特典・JMBダイヤモンド・JMBプレミアの特典の変更(画像:JAL公式サイトより)

出典:JAL公式「FLY ON ステイタス基準およびサービス内容の一部変更について」(2026年10月確認)

空港での主なサービスと、サファイア以下は変わらない

ファーストクラスラウンジの利用、ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場、前方座席指定、優先搭乗、ワンワールド エメラルドの付与といった空港での主なサービスは、今回の変更後もそのままです。JMBサファイアとJMBクリスタルは、達成条件も特典も変わりません。今回の発表はFLY ON プログラムのステイタスについてのもので、JGCの入会条件や平JGCの待遇の変更は含まれていません。

羽田空港第3ターミナルのJALファーストクラスラウンジ。革張りのソファと椅子が並ぶ一角
羽田空港第3ターミナルのJALファーストクラスラウンジ。特典航空券でファーストクラスに乗った日に利用した(筆者撮影)

サービスセレクションの対象外で、パートナーステイタスが使えなくなる

サービスセレクションは、JMBダイヤモンドとJGCプレミアの会員が、年に1回いくつかのコースから特典を選べる仕組みです。その中の「パートナーステイタスコース」を選ぶと、家族やパートナー1名に、会員本人と同様のステイタスサービスを提供できます。パートナーもワンワールド エメラルドとしてファーストクラスラウンジを使え、ラウンジには同行者1名まで一緒に入れるので、本人とパートナーがそれぞれ同行者を連れていけば、家族連れでもファーストクラスラウンジを使えました。

2028年度からJMBプレミアはサービスセレクションの対象外になるため、パートナーステイタスを使えるのはJMBダイヤモンド以上に限られます。

出典:JAL公式「サービスセレクション2026 コース内容詳細」「FLY ON ステイタス基準およびサービス内容の一部変更について」(2026年10月確認)

筆者コメント

これまでJGCカードの発行が必須だったプレミアが、クレジットカードを作らずに搭乗実績だけで取れるようになるのは、一部の人にとってはメリットがあるかもしれません。

一方で、JMBプレミアはサービスセレクションの対象外になり、パートナーステイタスでワンワールド エメラルドを付けることができなくなります。家族連れでファーストクラスラウンジを使う、といった使い方はしにくくなり、子ども連れで利用していた人には残念な変更です。ただ、落ち着いた空間を求める上級会員やJALの立場から見れば、同行者が大人数になりやすい使い方を絞りたいという意図も理解できます。

ダイヤモンドメタル特典に空席待ちの最優先やサービスセレクションの限定コースを加えたところからは、上位会員の中でも最上位の顧客をより手厚く扱いたい、というJALの考えが読み取れます。

1年ごとのFOPと、生涯で積み上がるLSP

FOPとLSPのいちばんの違いは、数える期間です。FOPはその年の1〜12月だけを見て、年が明けるとゼロに戻ります。LSPはJMBを退会しない限り消えず、これまでの分に今年の分が上乗せされていきます。

FOPは毎年1月にゼロから集計され、LSPは退会しない限り積み上がることを示したイメージ図
FOPとLSPの貯まり方のイメージ(毎年同じだけ乗った場合)
項目FLY ON
(FOP)
Life Status
(LSP)
数える期間1〜12月の1年生涯
リセット毎年1月なし
手に入るものJMBクリスタル〜
JMBダイヤモンド
JMB elite〜
JGC Six Star
待遇の続き方達成の翌々年3月末まで。
続けるには毎年達成し直す
JGCは、JGCカードを
持つ限り自動で更新
搭乗以外原則なし
(マリオット連携を除く)
JALカード、
JAL Payなど

LSPは2024年1月に始まった「JAL Life Status プログラム」のポイントですが、それ以前のJALの搭乗実績もLSPに換算されています。昔よくJALに乗っていた人は、すでにある程度のLSPを持っていることがあるので、JALのWebサイトかJALマイレージバンクアプリで一度確認してみてください。LSPは個人の口座に貯まるもので、家族で合算したり相続したりはできません。

2023年までは、1年で50,000FOPを貯めてサファイアになり、その期間中にJGCへ入会するのが定番のルートでした。いわゆる「JGC修行」です。この基準でのJGC入会の受付は2025年3月末で終わっていて、2024年以降の搭乗でサファイアを達成しても、それだけではJGCに入会できません。

出典:JAL公式「JAL Life Status プログラム開始時点の取り扱い」「Life Status ポイント(LSP)をためる」(2026年9月確認)

LSPで受けられる特典(6つのStar グレード)

LSPの合計に応じて、6段階の「Star グレード」が決まります。250と500の2段階は対象のJALカードを持つ人向けの特典で、1,500から上はJGC会員のグレードです。

Star グレード必要なLSP条件主な特典
JMB elite250対象のJALカード本会員で、特典の申し込みが必要サクララウンジを年2回、期間中に貯めたマイルの有効期限が60か月
JMB elite plus500同上サクララウンジを年6回、マイルの有効期限60か月
JGC Three Star1,500JGCへの入会JGCのサービス(サクララウンジは回数制限なし、ワンワールド サファイア)、マイルの有効期限60か月
JGC Four Star3,000JGC会員マイルの有効期限なし など
JGC Five Star6,000JGC会員マイルの有効期限なし など
JGC Six Star12,000JGC会員JMBダイヤモンドのサービス(ワンワールド エメラルド)、マイルの有効期限なし など

出典:JAL公式「Star グレード達成基準」「Star グレードごとの特典・サービス一覧」「JMB elite plus」、JALカード公式コラム(2026年9月確認)

JAL Life Status プログラムのStar グレード。JMB elite 250、JMB elite plus 500、JGC Three Star 1,500、JGC Four Star 3,000、JGC Five Star 6,000、JGC Six Star 12,000
Star グレードと必要なLife Status ポイント(画像:JAL公式サイトより)

JMB elite・elite plusの対象になるJALカードは、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Proです。この2つのラウンジ利用は会員本人だけが対象で、マイルの有効期限の延長は2025年1月以降に貯まったマイルから適用されます。

LSPの貯まり方

搭乗で貯まるLSPは、国内線が1回5LSP、国際線が1,000区間マイルごとに5LSPです。国内線は運賃や座席のクラス、距離に関係なく一律なので、運賃の高さで差がつくFOPとは貯まり方がかなり違います。搭乗以外にも、JALカードやJAL Pay、JALでんきなどJALグループのサービスの利用で貯まります。

対象LSPの積算基準
JALグループ国内線1搭乗ごとに5LSP
JAL国際線1,000区間マイルごとに5LSP
JALカードショッピングマイル2,000マイルごとに5LSP
JAL Pay400マイルごとに1LSP(2026年1月12日の積算分から)
JALでんき、JAL光、JALモバイルなどマイルが積算された月ごとに1LSP(月1LSPまで)

出典:JAL公式「Life Status ポイント(LSP)をためる」。このほかにも対象サービスがあり、2026年もJALガスやJALウォーターなどが追加されています(2026年9月確認)

搭乗でためるLife Status ポイントの表。JALグループ国内線は1搭乗で5ポイント、JAL国際線は1,000区間マイルごとに5ポイント
搭乗で貯まるLife Status ポイント(画像:JAL公式サイトより)

LSP 1,500でJGCに入会できる

JALグローバルクラブ(JGC)は、JALをよく使う人向けの会員組織です。公式ページに書かれている入会条件は次のとおりです。

  • JAL Life Status プログラムで1,500LSP以上を獲得していること
  • JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Proのいずれかを持っていること
  • JALグローバルクラブ規約と会員特約を守れること

1,500LSPに届いても、自動で会員になるわけではありません。すでにクレジット機能付きのJALカードを持っていて提携ブランドを変えない場合は、JALカードの会員サイト「MyJALCARD」の「カードの切替・追加」から入会を申し込めます。JALカードを持っていない人やブランドを変える人は、JALグローバルクラブ JALカードの新規申し込みになり、カード会社の審査があります。入会の申し込みに期限はありません。

本会員が1,500LSP以上を持っていれば、生計を同一にする配偶者、両親、18歳以上の子どもは、自分のLSPに関係なく家族会員として入会できます。家族会員にも、ワンワールドのサファイアのサービスが付きます。

JALグローバルクラブの入会資格。1,500 Life Status ポイント以上の獲得、対象のJALグローバルクラブ JALカードの保有、規約と会員特約の遵守
JALグローバルクラブの入会資格(画像:JAL公式サイトより)

JGCを目指すなら、対象のJALカードを先に持っておく

JGCを目指すなら、対象のJALカード(CLUB-Aカード以上)を早めに持っておくと進めやすくなります。JALカードの支払いでLSPが貯まり始めるうえ、250LSPのJMB eliteと500LSPのJMB elite plusの特典も、対象のJALカード本会員であることが条件だからです。1,500LSPに届いたときも、提携ブランドが同じままならMyJALCARDからJGCへの切り替えを申し込めます。

JALカードのLSPはショッピングマイル2,000マイルごとに付くので、マイルが貯まる速さがそのままLSPの貯まる速さになります。通常は200円で1マイルのショッピングマイルが、ショッピングマイル・プレミアムに入っていると100円で1マイルになります。CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Proは自動で入会になり、CLUB-Aカードは有料で加入する仕組みです。提携ブランドを変えるとMyJALCARDでの切り替えとは別の手続きになるので、最初のカードはJGCになってからも使い続けたいブランドで選んでおくと手間が省けます。

出典:JALカード公式「ショッピングマイル・プレミアム」「ショッピングでマイルをためる」、JAL公式「JALグローバルクラブ入会手続きに関するご案内」(2026年9月確認)

サファイア・JGCサファイア・平JGCの違い

JALで「サファイア」と呼ばれる立場は、名前が似ていても中身が違います。JGC会員でない人がFOPで基準を達成すると「JMBサファイア」、JGC会員が達成すると「JGCサファイア」で、どちらもFLY ONのサファイアです。待遇が続くのは、達成した年の翌々年3月末までです。

これとは別に、その年にFLY ONのステイタスを持っていないJGC会員がいます。JAL公式のサービス一覧では「JGC Three Star」、ステイタスカードの名前は「JGC ワンワールド サファイア」です。ワンワールドではサファイアとして扱われ、空港でのサービスもFLY ONのサファイアとほぼ同じですが、JALのステイタスとしてはサファイアではありません。こうしたJGC会員は「平JGC」と呼ばれることが多く、この記事でも以下は平JGCと書きます。

JGCに一度入会すれば、対象のJGCカードを持っている間は、前の年に何回乗ったかに関係なく資格が自動で更新されます。生涯続くのは、この平JGCの待遇です。

サービスサファイア
(JMB・JGC)
平JGC
ワンワールドサファイアサファイア
待遇が続く期間達成の翌々年
3月末まで
カード保有中は
自動で更新
ラウンジ
(ステイタス提示)
ありあり
専用カウンターありあり
優先搭乗
(国内線・国際線)
ありあり
手荷物の
無料許容量
国内+20kg
国際+1個
国内+20kg
国際+1個
プライオリティ
バゲージ
ありあり
マイルUP
ボーナス
105%35%
JALとっておきの
逸品の限定商品
ありなし
羽田空港第2駐車場
予約サービス
ありなし

出典:JAL公式「FLY ON プログラム サービスステイタス」。表の「平JGC」は、公式のサービス一覧の「JGC Three Star」の列です。ラウンジと専用カウンターは同行者1名まで利用できます(ワンワールド加盟航空会社の便では専用カウンターは本人のみ)。35%のマイルUPボーナスはCLUB-A以上のJGCカードを持つ会員が対象。空港や路線によって提供されないサービスがあります(2026年9月確認)

成田空港第2ターミナルのJALサクララウンジのビーフカレーと、フルーツゼリー、モンブラン、コーヒーゼリー
平JGCでも使えるサクララウンジ。成田空港第2ターミナルで定番のビーフカレー(筆者撮影)

差が大きいのはマイルUPボーナスで、JAL便などに乗ったときに上乗せされるマイルが、サファイアは105%、平JGCは35%です。JGC会員がその年にサファイアの基準を達成すると、JGCサファイアとしてサファイアのサービスが上乗せされ、期間が終わると平JGCに戻ります。JGC会員がFLY ONのステイタスを持っている間は、JGCとFLY ONのうち条件のよいほうのサービスが適用されます。

JAL公式ページには、JGC会員は保有しているLSPの数に関係なくJGC Three Starの特典を使えること、3,000LSP以上を持っていればそのグレードの特典を使えることが書かれています。2023年までにFOPのルートで入会した会員も、JGCカードを持ち続けていればJGC会員のままです。

JGCの待遇を続けるための条件

JGCの資格が自動で更新されるのは、JGCカード(CLUB-Aカード以上)を持ち続けている間です。維持にかかる費用はカードの年会費で、家族会員には家族会員分の年会費がかかります。年会費はカードの種類と国際ブランドで異なるので、JALカード公式サイトで確認してください。

特典の内容は予告なく変わることがあり、空港や路線によっては受けられないサービスもあります。利用する前にJAL公式サイトで最新の内容を確認してください。

筆者コメント

LSPを1,500貯めればJGCに入会でき、入会後はJGCカードを持っている限り、ラウンジや優先搭乗、優先手荷物といったサファイア相当の待遇が生涯続きます。毎年の搭乗実績を気にしなくてよいのは、1年ごとに取り直すFLY ONのステイタスにはない良さです。JALを使う機会がある人にとって、JGCはおすすめしたい会員資格で、時間をかけてでも目指す価値があると筆者は考えています。

私がJGCを目指したのは、家族でラウンジに入りたいという思いからでした。当時はネットの情報を読みあさり、クアラルンプール発・東京経由・沖縄行きの往復(KUL-OKA)のプレミアムエコノミーが人気で、FOP単価は9円程度でした。クアラルンプールには、日帰りや1泊の弾丸で何度も訪れました。良い思い出です。

まとめ

JALの上級会員には、1年の搭乗実績で決まるFLY ONのステイタスと、生涯のLSPで決まるStar グレードの2つの入口があります。FOPは毎年ゼロから数え直しになり、サファイアを続けるには毎年同じだけ乗る必要があります。LSPは積み上がっていく一方で、1,500に届いてJGCに入会すれば、JGCカードを持っている限り平JGCの待遇が続きます。平JGCもワンワールドではサファイアとして扱われますが、JALのサファイア(JMBサファイア・JGCサファイア)とはマイルUPボーナスなどに差があります。

出張などで1年に集中して乗る年があるならFLY ON、乗る回数はそこまで多くなくても長くJALを使い続けるならLSPとJGC、と考えると、自分がどちらを目指すかを決めやすくなります。

カードやホテル選びの疑問は、コメント欄・XのDMでお気軽にどうぞ。

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出典

いずれも2026年9〜10月に確認しました。

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